最後に
このブログは、悪質又は低レベルなシステムによる被害を、私自身の経験を知ってもらい、適切な判断をしてもらいたいという思いで作成しました。
決してシストレが悪いというのではありません。感情を排除したトレードはそれだけで不必要な負けを無くすことができます。
しかし、その為に導入したシステムでマイナスが続いては元も子もありません。
ただ、実際に導入してみないとそのシステムの実力がわからないのも現実です。
・頻繁に新しいシステムを公開している業者は避ける
→最初の業者がこれでした。過度なカーブフィッティングを直前まで行ってバックテストの成績は優秀だが、フォワード(実際に運用する部分)では全く通用しない。その後HPを見ると名前の違うシステムが公開されている。これは、過去のシステムについて情報を全く残していません。
導入前で判断できそうなのは、これくらいでしょうか。あとはステマブログに注意するぐらいしか無いとは思いますが・・・
というわけで、シストレに関する私の失敗経験を書かせて頂きました。シストレについて少しでも考えるきっかけとなれば幸いです。また、このブログをきっかけに裁量トレードについて学ぶきっかけとなればそれもまた幸いです。
終
日経先物シストレについて(続き)
(この記事は続きになります。ぜひ1つ前の記事から読んで頂きたいです。)
システム導入から早4か月が経とうとしています。
結果を言いますと、現状「マイナス収支」です。システム導入からずっとマイナスです。既に追加資金はなくなりました。
最初のシステムは、開発元のHPを見て導入しました。月に80~100万円の平均損益でフォワードスペックも優秀(バックテストよりもフォワードが大切です。)で、これを信じて購入したのですが…購入してから常にマイナスのとんでもない詐欺システムでした。
で、まだ人を信じる心を持っていたので、次のシステムを物色し始めました。そこで見つけたのが今使っているシステムです。
こういう書き方をすると、「なんだ宣伝か」と思われるかもしれませんが、私の評価としては、「ちゃんと機能しているが、露骨なステマとパフォーマンス詐欺、開発元が言い逃れしやすいシステム」です。このシステム、自分で初期設定を繰り返すものなのですが、この値がトレードのタイミング等で人それぞれ異なります。ですからHPやブログにあるようなパフォーマンスが発揮できなくても、それは運用している本人の「自己責任」に出来るのです(卑怯だぞ!)。
さらに悪質だと思ったのが、このシステムを利用しているというブログの存在です。私自身、このブログを見てシステム購入を決めたのですが、運用して初めて分かる絶対に到達できない実績がブログには載っています(例えばブログの実績が10とすると実際には半分にも満たない等)。一応、開発元のいう最適な初期値というものがあるのですが、それを満たしてもブログ、いえ下手なステマブログの実績は一生到達できないでしょう。このステマブログに関しても、なんでもっと早く気づけなかったのか自分を責めたくなるような作りで、これまでに4つのブログを確認していますが、何故か文章の中で何も触れることなくリンクされていて・・・この時点で怪しいですね。さらに、顔写真があるものは全部フリー素材で、ブログ開始後すぐにシステムを導入して、文章の最後はシステムの優秀さをアピールして、コメントしても承認されることは無く、コメント以外にコンタクト方法が一切無いのも特徴的ですかね。
ただ、システム損益が低下してからの復帰機能だけはちゃんと機能しているようなので、とりあえず使い続けています(ちなみに、ステマブログの実績は毎月絶好調ですが、実際はマイナスだったり、良くて半分です)。
日経先物シストレについて
自分が生活の糧にしようとしていた日経先物シストレについて書きますね。
というか、この記事を書く為にブログをわざわざ作りました。
まず、自分の経験から。
最初は、現物株取引の流れでテクニカルを用いたトレードをやっていました。利益も大きいですが、損失も同じくらい大きくなっていました。
これではダメだと思い、調べている内に「システムトレード(以下シストレ)」に行き着きました。
システムトレードは「感情」の入る余地を完全に排除します。裁量でやっていた時は、どうしても自分の感情が入ります。「もう少し、次こそは、そろそろ」こう思っている時は、既に損切のタイミングを逃していたり、資金管理ができていなかったりするので、損失も大きくなります。
そこでシストレを徹底することによりトレードから「感情」を排除します。システムのサイン通りに売買することで、上記のような感情による負けの機会を減らすことを目的とします。
自分が使っているシステムは2つあります。
どちらも寄り引け(詳しくは調べてもらえば分かりますが、要は自分の判断が一切介入しない取引です)トレード専用のシステムですが、この寄り引けトレードは「買いで入るか売りで入るか」この2通りしかありません。つまり、どちらか片方のみでエントリーしていても究極的には5割の確率で勝てるということです。
じゃあシステムは何のために存在するのかと言うと、勝率を5割”以上”にするために存在します。つまり勝ちの機会を増やして総収益の増大を狙っているのです。
システムに関しては、詳しくは書けませんが、どちらもHPに運用パフォーマンスが掲載されており、それだけ見ると本当に素晴らしいシステムになっています。当然、そういった数字を信じてシステムを購入するのですが、結果はどうなったでしょうか?
少し長くなったので、次の記事に結果を書きますね。